既読スルーされるのがつらい― 愛着不安と感情の揺れを整えるヒント ―
こんにちは。
肌と心の調律師、えりこです。
LINEを送ったのに、ずっと既読のまま返事がこない…。
そんな時、胸の奥がギュッと締めつけられるような感覚に襲われたこと、ありませんか?
「何か悪いこと言っちゃったかな?」
「もう嫌われたのかも…」
そんな風に、不安で頭の中がいっぱいになってしまう――
それはあなたが弱いからではなく、「愛着のパターン」が関係しているのかもしれません。
🌱 なぜ、既読スルーで不安になるの?
愛着不安の傾向がある人は、「相手との関係が切れるかもしれない」という感覚にとても敏感です。
子どもの頃、大切な人(多くは親)からの愛情が不安定だったり、気まぐれだったりした経験があると「いつ見捨てられるか分からない」という感覚が無意識に根づいてしまいます。
だから、大人になってもちょっとしたLINEの反応ひとつで心が大きく揺れてしまうのです。
🧠 頭ではわかっていても、気持ちは揺れる
よく、「そんなことで不安になるのはおかしいよ」なんて言われることもありますが、実際は“脳”と“神経”がそのように反応してしまう仕組みになっています。
「愛されているか不安」
「返信がこない=自分は価値がない」
こう感じてしまうのは、理屈ではなく“過去の記憶”と“体感”が呼び起こされているからなんです。
💡 既読スルーの不安を整えるためにできること
① 相手ではなく、自分に意識を向ける
返信がこないことばかり考えると、心はどんどん外に引っ張られます。
でも大切なのは、「いま不安になっている自分」をそのまま受け止めること。
→「ああ、私は今、さみしいんだな」
→「ちゃんとつながっていたいんだな」
と、気持ちを認めてあげるだけで、少し心は落ち着きます。
② 深呼吸と、体にふれるケア
不安になると、呼吸が浅くなったり、胸やお腹がキュッと固くなったりします。
そんな時は、深く息を吐いて、自分の胸や頬に手を当ててみてください。
「大丈夫、私はここにいる」
そう心の中でつぶやきながら、体にふれると、副交感神経が働きやすくなり、心が少しずつ整っていきます。
③ 返信が来るかどうかが「自分の価値」ではないと気づく
既読スルーされたことと、あなたの価値はまったく関係ありません。
でも、それを本当に腑に落とすには、安心できる体感が必要です。
私は「顔にふれるケア」を通して、
体と心の緊張をゆるめ、「愛されてもいい」「嫌われない自分」を少しずつ育てるお手伝いをしています。
🕊 さいごに
恋愛に限らず、誰かの反応に心が左右されてしまうのは、その原因を紐解いていくとその根っこには「愛着の傷」があるなんてことはよくあることです。
でも大丈夫。
それは癒されていくものです。
不安に飲み込まれる日々から、少しずつ「自分の中に安心を育てる」日々へ。
そのお手伝いができれば、私はとても嬉しいです。
もし、今のあなたが
✔ 不安で眠れない
✔ 頭の中が彼のことでいっぱい
✔ 自分の価値がわからなくなっている
そんな状態なら、一度セッションをご検討ください。