ルッキズムと愛着の傷の深い関係
愛されなかった記憶が、今の自分を苦しめる
「外見がすべて」「キレイじゃなきゃ価値がない」
そんな社会の圧に振り回され、自分を責めてしまう。
でもそれは、あなたが悪いわけじゃありません。
その根っこには、子どもの頃に十分に愛された感覚(愛着の安心感)を得られなかった記憶が潜んでいるかもしれません。
愛着の傷 → 自己否定 → 外見依存のバッドスパイラル
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養育者との情緒的なつながりが希薄だった
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自己否定感、空虚感、自己不在感を抱える
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自分の価値を“外見”に求めるようになる
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他人と比べて落ち込む
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さらに自己肯定感が下がる…
このループは、まさにルッキズムと愛着不全の悪循環です。
整形や恋愛依存は、一時的な“ドーパミンの快”
美容整形や恋愛にのめり込む人も少なくありません。
見た目を変えることで一時的に高揚感は得られても、それはドーパミンによる一過性の快。
「また気に入らなくなる」「もっと完璧にしないと…」と、永遠に満たされないサイクルに陥ってしまうのです。
本当の自己肯定感は、「自分との穏やかなつながり」から生まれる
外見の評価ではなく、内側からの安心感が必要です。
そこで大切になるのが、“ふれることでオキシトシンを分泌させる”アプローチ。
顔にふれることで、心にふれる
── フェイスタッチセラピーの力
私が実践するフェイスタッチセラピーは、顔・首・デコルテにやさしくふれ、
外見へのこだわりではなく、自分自身への安心感や受容感を育てる非言語セラピーです。
顔は、感情と自己認識のセンター。
三叉神経やC触覚線維を通じて、脳の深い部分に安心とつながりの感覚を届けてくれます。
自分を取り戻す一歩は、「自分とつながること」から
外見ではなく、自分自身の感情・体感にふれること。
それが、ルッキズムに振り回されない“わたし本来の美しさ”を育てる第一歩です。